すいません、更新遅れました。
前回血糖値とは何かについてお話ししましたが、今回は実際に糖尿病の診断に用いられている血糖値についてまとめたいと思います。
血糖値は食事や体調によって変化するので、本当に高血糖か見極めるために、複数の診断が行われます。診断には一般に空腹時の血液の糖分を調べる「空腹時血糖」、過去1~2ヶ月の血糖値の状態を調べる「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」、尿中の糖分を見る「尿糖」などの検査があります。
●空腹時血糖値
空腹時血糖値とは、朝食をとる前の血糖値とことです。一般に血糖値は空腹時は下がり、満腹時は上がるため、血糖は時間帯が重要な要素となるのです。
※126mg/dlを超えると糖尿病の恐れ
●ヘモグロビンA1c(HbA1c)
血液中のグリコヘモグロビンの値のことです。グリコヘモグロビンの値は過去1~2ヶ月の血糖の状態を反映し、その平均の血糖値を示すと考えられている。このグリコヘモグゴビンは正常なヘモグロビンに対する割合を測定します。
※6.1%を超えると糖尿病の恐れ
●尿糖
尿中のブドウ糖の検査です。以前お話ししたのように血糖値が高いと、血液からあふれ出たブドウ糖が尿に混ざって出てくることから測定します。尿糖が出ているからといって糖尿病とは言えないこともありまた尿糖が出ていなくても血糖値が高いこともあるため、あくまでも一つの指標として使われています。
糖尿病は初期症状がほとんどないので、自覚した時には進行していることが多いのでこのような検査で、自覚症状がない段階で手を打つことが大事なのです。
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